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2011/11/18 (Fri) 13:58:53

ワーキングホリデー IN AUS オーストラリア国内旅行 その4~ナラボー平原~

ワーキングホリデーAUSのお話の続きです。

パースでワイナリーツアーを堪能した私たち。
次に向かったのは、またまたワインで有名なアデレードです。
また、ワインかよ!(サマーズ三村 風 古いつっこみ?)と自分たちでつっこんでしまうほどワインが好きです。

今回、アデレードまでを、列車の旅にすることにしました。

オーストラリアで有名なナラボー平原を通る、「インディアンパシフィック」という列車好きの方にはきっとたまらないであろう、列車に乗ることにしました。

この列車は、パースからシドニーまでの4352km(日本縦断1回半)を3泊4日で旅する寝台列車です。
パースのインド洋からシドニーの太平洋までを結んでいるので、インデアン(インド洋)とパシフィック (太平洋)鉄道です。
ワーホリメーカーには略して「インパシ」と呼ばれています。
わたしたちは、この途中の駅アデレードで降りるので、2泊3日の旅となりました。

この列車は、ゴールドサービス(1等)、レッドスリーパーキャビン(2等)、レッドデイナイターシート(3等)に分かれていて、1等は個室で、シャワーもトイレも付いたもの、2等は、2段ベットに寝ることができ、3等は、ただのリクライニングのできるシートです。

わたしたちは、もちろん3等でした。実は、3等車や、2等車からは1等車の車両に入れず、警備員が入口に立っています。
パタリロが、「一等車の様子をみてくる!」と元気に探検に行ったのに、
「入れんかったよ。警備員が立ってたよ~。シッシッてされた~。」
とがっかりして帰ってきたのが、印象的でした。
シビアです。

innpasi2.jpg

innpasi 1


車両の前で、撮影しました。これから乗ります。

食べ物と飲み物、寝袋を持って、わくわくしています。

そして、出発しました。

これから、長い長い列車旅が始まります。

どこを見ても、平原で、何もありません。
日本では、信じられないくらい広く何もない土地です。

innpasi4.jpg


太陽も、この平原に沈み、私は、生まれて初めて何もないところに太陽が沈む地平線を見ました。「地球って本当にきれいで、わたしたちは、ちいさなちいさな存在なんだな」と思いました。

心がピュアになりました。(もともとピュアですけど…。

車内はというと、時間がたつにつれ、みんながどんどん疲れてきて、汗ばんできたためか、においがきつくなってきました。さすがです。それが、わかっているのか、3時間に一回ぐらいの割合で、設置してある芳香剤から、スプレーが自動的にしゅっと出てきます。(いろんな匂いが混ざって地獄のようになります。
座席は、もちろんただのリクライニングシートですから、寝るときは、大変です。

わたしたちは、生まれて初めて、体の半分がしびれて、しびれで目を覚ますという経験をしました。
頭の先からつま先まできれいに半分がしびれました。
でも、人間の体はとてもうまくできています。
二日目の夜には、もうしびれなくなりました。
人間って本当にすごいです。感動しました。

innpasi3.jpg


途中で、2度だけ駅に停車しました。
1つ目は、「カルグーリー」という街です。
昔、ゴールドラッシュで栄え、いまも金が掘られているそうです。
ここでは、3時間停車するので、乗客はみな駅におろされました。
わたしたちは、「???」と思いながら、おなかがすいていたので「バーガーキング」というファーストフード店で夕食を食べ、街をうろうろとしました。でも、夜8時くらいだったため、もうお店はほとんどしまっていました。

innpasi5.jpg


2つ目は、「クック」という街です。ここはかつては、300人くらいの人口があったそうですが、いまはゴーストタウンとなり、電車の乗務員のための宿を管理している人たちが何人か住んでいるだけだそうです。
ここが、クック駅で降りたところの平原です。

だれも住んでいない土地って…。
私の感覚からは考えられませんでした。
パタリロは、地平線まで走っていきました。

長い長い2泊3日。
そして、アデレードに到着した時には、「ついた~~~~。」っという達成感を感じました。

「さあ、アデレード観光だ! のむぞ~ チン!」


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2011/10/02 (Sun) 12:37:51

ワーキングホリデー IN AUS オーストラリア国内旅行 その3~パースにて~

2011年3月6日更新の「ワーキングホリデー IN AUS 国内旅行その2」の続きです。
ずいぶんと、ご無沙汰していましたが、つづけま~す。

西オーストラリアで、「ジンベイザメと一緒に泳ぐツアー」に参加した私たちは、パースという西オーストラリアの都市に、滞在しました。

その「パース」の近くに、「スワンバレー」→(ここをクリックするとワイナリーツアーの案内があります。)
というワインの産地があり、ワイナリーツアーというものが催されていました。
ニュージーランドでワインに目覚めた私たちは、そのツアーに参加することにしました。

wainari-tua- suwannbare-1
               樹齢100年のブドウの古木と わ・た・く・し

ワイナリーツアーとは、ワインの生産地を小さなバスに乗って回ります。
5件ほどの生産地を巡りますが、各生産地に無料もしくは、ワングラス1ドルくらいの試飲用のワインが用意してあります。
それぞれのワイナリーのワインを飲んで
「う~ん。これは、いい味だ!!」
「酸味がいいね~。」とか、
「コクがあって素晴らしいね。」とか、感想を述べて、ワインの味を堪能するというツアーです。

わたしたちも、通になった気分になり、二人で
「これは、いいね~。」
「これは、少し甘いね~。」
などと語りあいました。
あんなにワインについて熱く語ることがあるなんて、思いもしませんでした。

途中でランチタイムがあり、その日に参加したツアー客みんなでランチを食べます。

o-sutoraria2.jpg

お酒の力もあり、じょじょに、みんなが昔からの友達のように親しくなっていきます。
こういうのが、ツアーの素敵なところです。

お酒が好きな方にはおすすめのツアーです。

ツアーが終わるころには、西オーストラリアに住みたくなってしまいました。

wainari-tua-suwannbare-2.jpg
(インド洋に沈む夕日です。)

ああ、ワインが飲みたくなってきました。


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2011/03/06 (Sun) 15:26:45

ワーキングホリデー IN AUS ”オーストラリア国内旅行 その2”

うそ~もう3月ですか…。1月に今年の目標で毎週更新しようってこのブログに書いてからすでに2か月がたっています。
もう、誓いはたてません・・・。

オーストラリアの国内旅行記を書いていました。

エアーズロックに無事登頂した私たちは、アリススプリングから小さな飛行機に乗って、西オーストラリア最大の都市パースへ。この町は、世界でもとてもきれいな町と言われていて、住みたいと希望する外国人が多いとか・・。

ツアーに参加して、パースからエクスマウスという町まで向かうことにしました。

ところで、私たちが参加したオーストラリアのツアーというのは、日本のツアーとは全く違います。
マイクロバスにみんなで(いろいろな国の人たち)乗りあって、各名所を巡るのですが、ガイド件ドライバーのお兄さんお姉さんが、日本でいう添乗員さんみたいなものです。

おにいさんは、探検家のような恰好をしてます。
そしてもちろん私たちもとても動きやすい恰好をしています。
移動は、約7日間に及び、ドライバーさんは何千キロも一人で運転します。
というスケールの大きいツアーです。
泊るところは主にキャンプ場で、そこに到着したらみんなで協力して朝食や朝食、夕飯(すべてやないかい!)を作ります。はっきり言って疲れているので、つくるのはしんどいです。そして、当然ながらパンばかりです。

今回はまず、ピナクルスという奇岩を見に行き、

pinakurusu.jpg

どこかわからないところで、サンドボードを楽しみ、

IMG.jpg

モンキーマイアという野生のイルカが海岸へ寄ってくるところでイルカと戯れ、

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ペリカンと戯れ、

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シャークベイでとてもきれいな海を見て、

sha-kubei.jpg


このツアーの目玉エクスマウスでジンベイザメと一緒に泳ぐ。という内容のツアーです。
帰りは、どこかの農家のとてもとても大きい体育館のようなところに、ベットが山のように並んでいてそこに泊まりました。

メインの「ジンベイザメと泳ぐツアー」は、一人3万円もしました。
しかも、見つからないこともあるらしく、その場合は、もう一日チャンスがありますが、それで見つからず、見ることができなくても返金はありません。というギャンブルのようなツアーです。
セスナと海上の船との二つで探すため大金がかかっているらしいのです。

わたしたちは、
ミルコトガデキマシタ!!

このために働いてお金を貯めたので、めいいっぱい楽しみました。
みつかったら船でジンベイサメから20メーターほどの所へ停泊します。
わたしたちは、すでに、ウエットスーツに着替えてシュノーケルをつけて準備をしています。

sennjyou.jpg
船酔いでつらい


そして、インストラクターがフエをふいたら一斉に海へ飛び込み、ジンベイザメ目指してひたすら泳ぎます。
泳ぎがうまい人が必然的にたくさんジンベイザメと泳げることになります。

jinnbei.jpg

パタリロは、常にジンベイザメのいるところに一番乗りで泳いでいました。
わたしは、必死で彼のひれに追いついて、2番手をもぎ取ることができました。
このときばかりは、「パタリロ素敵。」と思いましたが口には出しませんでした。
とてもエキサイティングで興奮しました。この日の夜は、ツアーのみんなでジンベイザメの素晴らしさについて夜遅くまで語り合いました。


minnnade.jpg
ツアーの参加者

misuta-bi-n.jpg
彼は、28歳です。

今考えるとすべてがサバイバルな旅でした。
年齢も30代までくらいの人しか参加していなかったような気がします。
とってもエキサイティングでした。また行きたい…。



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2011/01/09 (Sun) 14:36:44

ワーキングホリデー IN AUS ”オーストラリア国内旅行 その1”

ひえー~。 気づいてみると2011年。 10月から更新していませんでした。 あけまして おめでとうございます。 今年は、毎週更新していきたいと思います。 楽しみにしていてください。 わたしは、ツアーガイド、そして、パタリロはお土産物屋さんの店員をして働き、お金を貯めたわたしたちは、国内旅行をしよう!と計画しました。 まず、第一弾として ダーウインからエアーズロックまでのキャンピングツアーに参加することにしました。 このツアーは、①ダーウインにあるカカドゥー国立公園のツアー(2泊3日)と、②カカドゥーからエアーズロックまで行くツアー(3泊4日)と、③エアーズロックの周りをキャンプするツアー(2泊3日)の3つに参加したものです。 IMGno4.jpg 約10日間外国人と、寝起きを共にして、ほぼ毎日サンドイッチを食べて、外国人との距離がぐっと縮みました。 このツアーに参加しているのも、外国旅行に来た外国人で、いろいろな国の人がいました。ドイツ、オランダ、オーストリア、フランス、アメリカ、イギリス・・。 やっぱり、みなサンドイッチ三昧には抵抗がないようでした。 カカドゥーではアボリジニーという原住民のかたにペイントしてもらい踊りまくり、 カカドゥーからエアーズロックまでの長い道のりは、源泉かけ流しの温泉に入り、 IMG_0002no3.jpg デビルズマーブルという岩の名所では、ベストショットを撮りまくり、 キャサリン渓谷ではカヌーで2時間渓谷を楽しみました。 エアーズロックでは、日の出を写真に収め、そして、日の入りを見ながら優雅にワインをいただくという大富豪のような体験をしました。 IMG_0008.jpg そして、エアーズロックに登頂しました。 IMG_0006.jpg IMG_0007.jpg 今は、登頂全面禁止になっているようですが、2003年は登頂OKでした。 でも、登頂できるのは30パーセントの確立だそうです。 どうして?かというとそれは、雨の日、風の強い日は禁止、そしてアボリジニーの方の聖地となっているので、儀式が行われるときも禁止だからです。 私たちは、たまたまラッキーでした。 今まで滑落で亡くなった方がおられるらしくその方々のモニュメントに合掌しながら、登りました。 とにかくオーストラリアのスケールはすごい。写真と照らし合わせてみていただくとよくわかります。 ツアーの途中から「ハエ除けネット」をかぶっていますが、これは必需品です。 真ん中へ行くほど乾燥しているので、ハエが多くなり、顔の水分へハエが寄ってくるんです。 アフリカの子供たちによっているハエも、大地が乾燥しすぎて水分を求めているハエが寄ってしまっているんです。 わたしは、サンドイッチを食べるときに、どんなに頑張っても口の中に2匹はハエが入りました。 IMG_0004no6.jpg カンガルーのしっぽを食べたり、わにの肉を食べたり、きたないテントに寝たり、野宿をしたり、そしてハエを食べたり・・カルチャーショックな旅でした。 IMG_0009.jpg 日本人の清潔感なんかどうでもよくなってしまうとても大きな心を養えたたびになりました。 これ以来、清潔感に対する考えがゆるーくなり、どこでも過ごせるようになりました。 (以前からかもしれませんが・・・)その壁を取り払うと、世界がどこまでもひろがります。 IMG_0010.jpg 『深やき珈琲 そにろき』ホームページ http://www.sonirokicoffee.com 広島ブログ  banner_04blogrankingbana-.gif
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2010/09/05 (Sun) 15:57:35

ワーキングホリデー IN AUS ツアーガイドのお仕事

さて、オーストラリアのケアンズで住むところが決まった私たちは、お互いお仕事を見つけてお金を貯めることにしました。
そのお金でオーストラリア国内を豪華に旅行するためです。

わたしは前々から、”ツアーガイド ”という仕事を経験してみたかったので、すぐに求人広告を見て面接に行きました。
『日本ワーホリセンター』の壁に貼ってあった求人広告に自分で電話をして、面接の約束を取り付けるんです。
そして、日本人が経営しているツアー会社に面接に行き、めでたく採用してもらいました。

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クランダ鉄道の車両

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ツアーガイドといえば、ケアンズでは花形の仕事です。
私の仕事内容は、まず、外国人のドライバーさんとホテルにお客さんを迎えにゆき、クランダ鉄道の駅へ送ります。
そして、お客さんと一緒に列車に乗り、案内をしながらクランダ村(次回クランダの説明はしますね!)へ行きます。
次に、お客さんをランチを食べるためのレストランへ連れて行き、いっっしょにランチを食べ、スカイレールというロープウエーにお客さんを乗せて下山。
そして、バスにお客さんを案内し、「ワイルドワールド」という動物園へ連れて行く。
そして、ホテルに送り届けるというものです。
さらーっと、ここに仕事内容を書き出してみましたが、この仕事結構ハードですね。
あのころは、なんとも思わなかったんですが、朝7時出勤で、夕方5時に退社です。
10時間労働ですね。(若かったのかな?)
でも、疲れを感じないくらい楽しかったです。
ケアンズは「熱帯雨林気候」なので今の日本のように暑く、たまに、記憶が飛んだり、軽めの下痢が毎日続いていたことを考えると、軽い熱中症にかかっていたのかもしれません。

しかし、何が楽しかったかというと、毎日違うお客さんと接することが出来るということも楽しかった理由の一つですが、

一番の理由は、「ユリシス」という青~~い蝶を見ることが出来たことです。
この蝶は、このケアンズにしか生息しておらず、しかも見ることが出来ると幸せになれるといわれています。
毎日、お客さんも血眼になって探していましたが、わたしも密かに探していました。
ほぼ、毎日見ることが出来てとても幸せでした。
青くてキラキラしていてとてつもなくきれいです。

ulysses2.jpg
ユリシス


そしてもうひとつ、クランダ村には手作りのジェラードやさんがあるのですが、ツアーガイドだというとただでその手作りジェラードが食べれるんです。
初めは悪いナーと思っていましたが、友達のガイドさんが毎日バクバク食べていたので、わたしも毎日ばくばく食べました。
なんせ、アイスが好きなので・・。一番のオススメはヘーゼルナッツ&マンゴーダブルでした。

ところでパタリロはというと、そのころこの村で、怪しいおみやげ物屋の店員をしていました。


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