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2007/07/27 (Fri) 16:49:56

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”フランス(アヴィニョン)編つづき

フランスのマルセイユで”ブイヤベース”を堪能した次の日、私たちは、アヴィニョンという町に滞在することにしました。

この街での目的は、有名なラベンダー畑を見学することでした。
私の中で、フランスはラベンダーが咲き乱れているというイメージがあったのでラベンダー畑はぜひ見ておきたかったのです。

今回の宿は、YHA(ユースホステル)に決めていました。でも、ユースホステルが町のはずれにあり、しかもいつものように10キロ近いバックを背負っていて、さらに猛暑で焼け付くような暑さだったため、パタリロは不機嫌で、わたしたちはものすごく険悪な雰囲気になりました。
さらに夜になると、すぐ近くの河原でパンクロックの集会があり、激しいバンドマンのドラムと歌声が夜中の3時まで鳴り響き、パタリロの精神状態はさらに悪化してしまいました。

わたしは、疲れていたのか、パンクの流れる中、それを子守唄に眠ることができました。

一泊二人で28.23€(3669円、一人1834円)と格安でしたが、パタリロがやられきっていたので、次の日違うホテルに移動することにしました。しかし、移動したホテルで今度はわたしがしてやられることになるとは・・・。

インフォメーションセンターでラベンダーの事を訪ねると、
「ラベンダー見学をする場所はとても辺鄙で、公共の交通機関は通ってないわよ」
といわれたので、ツアーはあまり好きではない私たちですが、やむなく
”セナンク修道院(ラベンダーが有名な修道院)とゴルドの街”
を巡るバスツアーに参加することにしました。

セナンク修道院のラベンダーは少し時期が早かったですが、修道院とラベンダーは雰囲気がぴったりあっていてさすがフランスという感じでした。そして、そのツアーに参加していた日本人の2人と意気投合し普段は入らないようなレストランへ食事をしにいったりとツアーもたまにはいいもんだ!と思いました。(ちなみに、その2人とは今も連絡を取っています。)異国の地で、たまたま年齢も同じくらいで、意気投合し、とても不思議な感覚でした。

そしてその夜気分良くホテルに帰ってみると、信じられないくらいの数の”蚊”が部屋に入っていました。

私「フランスには蚊はいないよね。パタリロ!」
パタ「そうだね、蚊取り線香も売ってないし、みたことないよ。」
とわけのわからない会話をし、窓を開け放したまま観光に行ってしまったのです。
その夜は、蚊に一晩中悩まされ、フランスにも蚊がいることを思い知りました。


DSCN0151.jpg

夜中パンクロックの集会が行われた河原。夕方、夕涼みに来た私たちは、このときまで、そんなことになるとは思ってもみなかった。
向こうに見えている橋は、”サン・ベネゼ橋”「橋の上で踊ろうよ~・・」という歌で有名らしい。

DSCN0153.jpg

”セナンク修道院”のラベンダー畑。中国人のツアーの一員が、ココのラベンダーを勝手に摘んで怒られていた・・。
勝手に摘んではいけません。

DSCN0157.jpg

”セナンク修道院”八部咲きくらいだがきれい。


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2007/07/20 (Fri) 15:54:41

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”フランス(マルセーユ)編

スイスに別れを告げ、次の国はフランスです。
私たちは、ついにあの”TVでしか見たことのない有名なフランス”に行くんだという期待で、ワクワクしていました。
TGV(鉄道マニア憧れのフランスの新幹線)に乗り、フランスのマルセイユという港町に到着しました。
この街へ立ち寄った目的は珈琲ではなく、世界3代スープの1つである”ブイヤベース”を本場マルセイユで食べることでした。

今回は、「地球の歩き方」に ”とっても快適で、リーズナブル” と掲載されていたホテルにパタリロが予約の電話をしてくれました。
「英語が通じないよ。でも、たぶん予約できたよ。」
ということで、”HOTEL SUD ”へ向かいました。

駅からそのホテルまでは30分以上かかり、私たちはあの大きな”バックパック”を背負ってテクテク歩いていきました。
その道のりは長く、とても疲れました。

初めてのマルセイユはとても暑く、いたるところで工事が行われていました。
通りは汚く、予想していた感じ(かわいい雰囲気)とは違いましたが、フランスの港町という雰囲気はむんむん伝わってきました。

あちこちにカフェがあり、カフェのOPENスペース(前の空き地?)で漁師風のおじさんや、けだるそうなおばさんがおしゃべりに夢中でした。
「正直、何だか怖い。(治安の面で)」
と思いました。

そんな中、やっとの思いでホテルに到着すると、案の定さっきの電話の青年は英語をほとんど話せない状態でした。
私達が
「Can You Speak Engrish?(英語はなせますか?)」
と聞くと
「I can.Little.(ええ、少し)」
といい、それからオススメのレストランを聞いたり、明日行こうと思っているイフ島について聞いてみたりして、それになんとなく答えてくれていたので会話が通じたと思っていました。

その夜、目的のブイヤベースhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9を満喫しました。
ブイヤベースはなんとも表現しがたい複雑な味で、日本には決してない味でした。
簡単にいうと”黄色いサフランで色づけした魚のごった煮スープ”です。
にんにくの利いたマヨネーズソース(アイオリソース)をさらにそのスープにかけて食べるのですが、その複雑な感じがものすごくおいしかったです。
ただ、にんにくのせいかその夜はなかなか寝付けませんでしたが・・・。
でも、明日のイフ島(マルセイユ一番のの観光名所!)見学のために早く寝るように努力しました。

次の日、イフ島を見学に行ってホテルに帰ってみると、な・なんと私たちの荷物が全て部屋の外に出され、用務員室みたいなところに汚らしく置かれていました・・・。
昨日の青年ではなくきつい感じのおばさんがなにやら英語で私たちにまくし立ててきました。
よ~く注意して聞いてみると、どうやら昨日の青年はアルバイトで、1泊しか部屋が空いていないのに私たちを泊めてしまったらしいのです。
わたしたちは、青年との話では2泊契約し料金もすでに支払っていました。
とにかく、追い出されたという形になりました。

「地球の歩き方」には”このホテルは、英語OK”とまでかいてあったのに・・・。
だまされた~。
なにが、快適だ~。

この後、おばさんと散々言い争って、とてつもなく不愉快な気分でこのホテルを後にしました。
そして、やっぱりインファメーションセンターへいってもう1泊別のホテルを予約しました。

”マルセイユ”。
ちょっと治安が悪いけど、石鹸http://www.marseillesoap.com/soaps/index.cfmとブイヤベースが有名な町。
こんな目にあいましたが、もう1度ブイヤベースを食べに行きたいなと思っています。
食べ物の魅力には、勝てません。

ちなみに、珈琲の修行はいままで各国でいろいろ飲んできましたが、今のところ、イタリアの自家焙煎珈琲が一番おいしかったです。
詳しくは、イタリア編2に書きます。

DSCN0148.jpg


「巌窟王」というお話のモデルになった島、イフ島のイフ城。
昔の刑務所。

DSCN0146.jpg


イフ島からマルセイユの町を望む。
地中海はとても青い。


DSCN0145.jpg


とても楽しそうだが、この時すでに荷物は外に出されていたに違いない。

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2007/07/12 (Thu) 14:31:54

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”スイス編つづきのつづき

次の日、わたしたちは”インターラーケン”という街へ移動しました。
インターラーケンオスト駅に着くと、すぐ出たところにホテルの案内表示と無料電話がありました。
それは、気に入ったホテルの番号を押して電話をかけるとホテルのフロントにつながる仕組みになっています。

私たちは、”HIDY'S HOSTEL”ハイジのホテル!?という名前に引かれ電話をかけました。
すると、ハイジらしきおばあさんが英語?いやドイツ語で
「とにかく迎えに行くから。」
と言ってくれました。10分くらい待っていると、古いベンツに乗ったおばさんが
「ハ~イ!HIDY'S HOSTEL?」
と呼びかけてくれホテルまで連れて行ってくれました。

フロントに入るとかわいいハイジおばあちゃんが待っていてくれ、さっきのは娘だと教えてくれました。
このホテルというより民宿?は、昔はすごく繁盛していたんだろうなという空気はしましたが、今は、古民家風??でした。
値段もWベットの部屋で一泊72SF(6480円)、一人一泊3240円でした!!(祝)
しかも、共同のキッチンが付いているので自炊可能です。
何ヶ月前のものかわからないような腐ったカレーがおいてあったこと意外は、とても良い感じのキッチンでした。
ハイジおばあちゃんはとてもかわいく、周辺の見所などを教えてくれたりとやさしいのでオススメな宿ですよ。

おばあちゃんは帰り際に、
「お友達がスイスのインターラーケンに行きたいっていったら、ハイジのところがいいよってすすめてあげてね!」
とちゃっかりアピールしていました。

DSCN0144.jpg


”ハイジのホテル”の前で。かわいい古民家風??。古いが趣はある。

ところで、”インターラーケン”という街は、鉄道マニアの憧れの的「ユングフラウヨッホ鉄道」に乗車するための基点となる街です。

http://www.myswiss.jp/alps/06/jungfrau/alp-jung_joch.htm←この鉄道の説明です。

もうすでに、2つの方向からアルプスの山々を見学していた私は、少々あき気味でしたが、パタリロがとても楽しみにしていたため、
「また、アルプス?」
と口に出していうことはありませんでした。

今回の鉄道はヨーロッパで一番高いところまで通っている鉄道で、なんと標高3454mまで鉄道で行くことができるのです。
富士山の頂上ぐらい高いところまで鉄道が通っているっていったい・・・。スイスの人はすごいですね。

DSCN0131.jpg


鉄道の終着駅。もちろん空気は薄い。興奮した私たちは、ここからそれぞれの親に国際電話をかけた。ちなみに、国際電話は専用のプリペイドカードをツェルマットで買っていたため格安。

DSCN0138.jpg


外に出て、探索しているようす。歩いているのに、まるで走っているように息が切れる。

DSCN0136.jpg


こんなに簡単に山にのぼれるなんて・・。登山家の人に失礼。
ちなみにパタリロは頂上の駅のロレックスの看板にあったの登山家のまねをしています。

DSCN0142.jpg


帰りに途中下車した駅で。ハイジになった気分で水を飲むわたし。

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2007/07/06 (Fri) 17:39:56

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅”プラス”ハネムーン”スイス編~つづき~

次の日、私たちはスイスのツェルマットへ到着しました。
ツェルマットは、
”アルプスといえばマッターホルン”
というほど?有名な”とがった山”へ観光するための拠点となる街です。

私たちはそのツェルマットへ着くとすぐに、事前に予約しておいたYHA(ユースホステル)に直行しました。

そうです、今回は目星をつけた宿泊先にTELで予約しておいたのです。
なぜなら、ツェルマットは超人気のある街で、着いたその日に安宿を見つけるのでは遅いと思ったからです。

それほど、わたしたちはスイスのアルプスに憧れていました。
なんといっても「アルプスの少女ハイジ」を見た世代なので・・。

特にパタリロのアルプスに対する憧れは私以上に強く、これから約3日間いろいろな角度からマッターホルンを見るために3種類の列車やゴンドラに乗るぞと意気込んでいました。

ヨーロッパの計画を立てるときも、
「オレはここ(アルプス)だけは珈琲の勉強とは関係ないけど絶対行く。」
と細い目をさらに細くして、アルプスへの情熱を熱く語っていました。
あまりに熱いのでほとんど聞き流しましたが・・・。

ということで、スイスのBRIGという街に着くとすぐに自ら進んでYHAへ予約の電話をかけてくれたのです。
そのおかげで、TEL事前予約割引「20%オフ」をGETしました。

今回は、2泊夕食も込みで2人で276SF(約25000円)。
ということは、一人一泊夕食込みで約6200円。
物価の高いスイスでは格安です。部屋もとてもきれいでした。(祝)http://www.youthhostel.ch/hosteldetails.html?&user_hostels_pi1[bez]=ZER&cHash=7300313c40←私たちが泊まったYHAのホームページ

次の日、山へ行く準備をした後「昼食をきれいな山の上で食べたい」と思った私たちは、昼食を買いにツェルマットのマクドナルドへ行きました。
そして、
「take away おねがいします。」
と店員さんに言うと
「それでは、持ち出し料金として3SF(約270円)いただきます。」
と笑顔で言われ、余分なお金を払うことになりました。
なんで??
スイスは観光地の美化に努めているため、外でごみを捨てると”外にごみを捨てる代金”がかかるのでしょうか??

しかし、3000メートル級の山の頂上近くまで電車やゴンドラで行くことができるスイスってすごすぎます。(聞くところによると1800年代にらこれらの鉄道は建設されたらしい。)

スイスは、言葉で説明するより写真が物語ってくれるので見てください。

20070706172726.jpg

ツェルマットの街からみたマッターホルン。

DSCN0091.jpg

マッターホルンを見るためにゴルナーグラード鉄道に乗って終点へ
残念ながら天気が悪くマッターホルンは見えなかった・・。(写真に写っているのは氷河です)

DSCN0092.jpg

その終点の駅にいたセントバーナード犬。
さすが、アルプスとセントバーナード犬。絵になる。


DSCN0104.jpg

ゴルナーグラード鉄道に乗った後、歩いて下山する途中で見つけた花。
ありえないほど青い。

DSCN0110.jpg

ツェルマット2日目。
今度は別の角度からマッターホルンを見るためにゴンドラに乗る。
ここは、途中の駅。

DSCN0127.jpg

標高3883メートルからみたマッターホルン。
きれいにとがっている。

DSCN0117.jpg

私たちとマッターホルン。違う角度から見るとまた違った印象に。
標高3883メートルのため、なんか息苦しい。

DSCN0113.jpg

この標高3883メートルのところでスキーをする人もいるらしい。
ひえ~。

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2007/07/05 (Thu) 13:09:10

TV放映!

ついに、7月4日(水)17時41分から放映されました。テレビsc03

自分達やお店が映っている様子を見ても、何だか知らない人とよそのお店のような不思議な感覚で

「この人、誰?? わたしたちってこんな感じだったっけ?」

という感じがしました。

でも、”大切に育ててきたお店”はとても感じよく映っていたのでよかったです。

いや~なんともいえない不思議な感覚です。、jョレ1←こんな顔になりました。

http://www.home-tv.co.jp/ana/blog/watanabe_mika/←アナウンサーの渡辺 美佳さんがブログに載せてくれました。

http://www.home-tv.co.jp/j_station/2007/07/post_830.html←広島ホームテレビJステーションの”美佳のうわさの真相”です。ココにも載っています。



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2007/07/01 (Sun) 20:32:24

TV撮影!!

なんと!!喜広島ホームTV夕方のニュース番組『Jステーション』の”美佳のうわさの真相”という6~7分のコーナーで、私たちのお店” 深やき珈琲 そにろき ”が紹介されることになりました。

それで、今日取材に来られたので、”ヨーロッパ珈琲勉強の旅プラスハネムーン”を休憩します。

生まれて初めての経験に、ドキドキワクワクしましたが、アナウンサーの美佳さんがとても気さくで楽しい方だったので、徐々に緊張もほぐれましたが、いつもは出ないような”へんな汗”が出てきました。

以前学校の先生をしていたときに、研究授業などでものすごく緊張しました。
でも、最近はのほほ~んと生活していたのに、今日はそれに近い緊張感を久々にあじわいました。

そのコーナーは6~7分なのに、撮影が始まったのが14時30分くらいで、終わったのはなんと18時でした。
なんと、3時間30分!も撮影をして、その中で使われる映像がたったの6~7分なんです。
「大変なんだな~TV撮影の人たちって」
と思いました。

カメラさん音声さん、演出の方とアナウンサーの美佳さんの4人で来られましたが、カメラの方は暑い中重そうなカメラを担いで何度も向きを変えたりされて想像していた以上に重労働みたいでした。

とにかく、貴重な経験をしました。経験は宝なり!です。

広島県在住で興味のある方は、7月4日(水)の広島ホームTV16:50から始まる『Jステーション』の”美佳のうわさの真相”をぜひ見てください!!


DSCN0985.jpg

アナウンサーの渡辺 美佳さんとわたしとパタリロ。
美佳さんかわいい~。

DSCN0989.jpg

夕日を撮影中のカメラさん。働く男。汗だくだくでがんばっていた。
かっこい~。

DSCN0994.jpg

撮影終了後みんなで記念撮影。

DSCN0995.jpg

パタリロの父母も一緒に。
母は本当はTVに映りたかったのに映れず、がっかりぎみ・・。
またの機会を狙っているらしいが・・。

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