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2007/08/25 (Sat) 13:34:01

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”フランス(パリ)編

"ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン"もいよいよ折り返し。
ついにあの”花の都パリ”へ向かうことになりました。

バルセロナの駅から夜行列車に乗って明日の早朝にはパリに着く予定です。
ちなみに、この列車は寝台列車ではなく普通の車両をできる限り倒して寝るしかないタイプでした。
案の定、夜中に何度も体中がしびれ、全身麻酔ってこんな感じ?・・。
などとパタリロと話し合っていました。

その上、パタリロの左斜め前の通路には、” マスチィフ ”
http://www.ilovepet.net/dog/dog.asp?dog_id=118(←ココでマスチィフのことが分かります。)
という種類のとても大きな黒い犬が座っていてパタリロは少しおびえていました。

「かゆい、かゆい」
突然、パタリロが夜中に騒ぎ出し体中を掻き始めました。
「どうした?」
と聞くと
「なんか、むしょうにかゆいんじゃ!」
とむっとしていました。そう、ノミです。あの” マスチィフ ”くんから東洋人の柔らかい肌めがけて飛んできたノミにやられたようです。
パタリロふぁいと!
(ちなみに、西洋人はノミにかまれないらしい。
「ノミは人間をかむことはないよ。」と以前オーストラリアに住んでいた時部屋を貸してくれていたオーストラリア人のおじさんも言っていた。
肌質の違いだろうか?? 鮫肌VSもち肌)

そんなこんなで、早朝パリに到着。
すぐに、”地球の歩き方”を読んで研究していたアパートメントへ電話をかけようとしていたら、見ず知らずの(当たり前)黒人のおじさんが英語のようなフランス語で
「テレフォンカード貸して。一回でいいから。」
と言ってきた。
「はあ~一回でいいから~!!?。子供みたいなこと言ってさては持って行ってまたどこかで売るつもりだな。さっき散々並んでやっと購入したのに盗られてなるものか。」

と思った私たち(ヨーロッパの治安の悪さに神経過敏になっていた)は

NON!

と断り、チッと舌打ちされたのでした。

そして、パリ11区のアパートメントに一週間滞在することにしました。
2人で一泊55€(8150円)一人約4000円で滞在できました。(祝)(ちなみに、パリは1区から20区まであり、有名なホテルなどは番号の少ない区に集中している。わたしたちは、もちろん安宿!)

アパートメントなので、毎日近所のスーパーで買い物をしてワインとチーズで乾杯しながらパリの雑踏を眺める。
まるでパリ市民になったかのような気分も味わえました。
雑踏といっても、近所に住んでいる赤ちゃんの夜鳴きと、犬の散歩をする人々が行きかう姿だけですけど・・・。

そして、このアパートを拠点にパリの街観光と、有名な珈琲店を巡ることとなりました。

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ベルサイユ宮殿前。
ルイ14世の象のポーズをまねするべたな観光客(わたし)。


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宮殿内の”鏡の間”豪華でゴージャス。


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観光シーズンでごった返している。
人に酔っている私。顔こわっ。


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王のいす。
あの、ナポレオンも座ったらしい。

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ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の舞台”ノートルダム寺院”

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エッフェル塔のまねをするパタリロ。
修学旅行中の小学生のよう。


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凱旋門。気取って撮ってみたが、このバックと、この服装では様になっていない。

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シャンゼリゼ通り。
ルイ・ビトン本店前にあるどでかいビトンのバック。

関係ないが、パタリロは「きれてないよ~。」の長州小力にたまに間違われる。


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2007/08/22 (Wed) 16:52:43

高校野球 佐賀北(佐賀)ー広陵(広島)

みなさん!見ましたか?
高校野球決勝戦!!

あまりにもびっくり、そして感動したので日記を書くことにしました。
旅行記はお休みします。

夏休みをとって実家の佐賀に帰省していた私達(私とパタリロ)。
暇をもてあまし、”母と母の妹(おばさん)そしていとこが佐賀北高校の出身なので”という理由で、一緒に野球を応援することになりました。

野球にあまり関心のなかった私とパタリロは、
「まあ、お母さんの母校だから応援してやろう!!。」
と3人で応援し始めたのが高校野球を見始めたきっかけでした。

佐賀北高校は大会前の前評判にも、”優勝候補”などとはもちろん一言も書かれていなかったし、母も
「だめさい。すぐまくっやろう。(だめよ。すぐ負けるだろう。)」
と言っていたので、軽い気持ちでテレビを見ていました。
すると、宇治山田商業との試合で、延長15回でも決着がつかないほどいい試合だったのでびっくりしました。

それからは、佐賀北高校を真剣に応援してきました。
野球の名門帝京高校との試合もまさか”井手ちゃんぽんくん”(佐賀に有名な”ちゃんぽん屋さん”があってその名前が「井手ちゃんぽん」なので「井手くん」に思わず私たちは愛称をつけてしまいました。)が打ってさよならをするとは思いませんでした。

そして、決勝戦。
パタリロ(だんな)は広島出身で、私も今広島県に住んでいるので、とても複雑でしたが、今まで応援してきていたのでやむなく2人とも佐賀北高校を応援していました。(いうなればアウェーでの応援です)

しかし、さすが名門広陵高校。
広島の新聞にも「実力的には広陵が上」と書いてあったし、今日の試合を見ても、ヒットはばんばん打つし、守りは堅いし、ピッチャーはいいしで、佐賀北高校が勝てる様子はほとんどありませんでした。
それなのに、奇跡って起きるんですね。
まさにミラクルでした。閉会式の言葉の中にも”奇跡がおこった”という言葉が出るほどなので本当に奇跡としか言いようがありませんでした。

やっとのことで迎えた満塁のチャンスに、なんと副ちゃん(副島選手)がホームランを打つとは・・・。
もう後がない8回の裏だったので、私は冗談で「ホームラン。ホームラン。」と少し投げやりな、無責任なことをいっていました。
パタリロは「バント。バント。」ときっちり地味に応援していました。

次の瞬間、本当にホームランで逆転しました。きゃー!!

高校野球を始めて”じっくり、時間を割いて”見たんですが、ものすごく感動しました。

あまり入り込みすぎて、まるで、キャプテンの石丸君や、ピッチャーの久保君など選手達の知り合いのような気までしてきました・・・。

こんなミラクルってあるんだ~。と本当に勇気付けられました。
最後には「”深やき珈琲 そにろき ”をがんばってやっていこう。」とへんなテンションになってにパタリロと抱き合ってしまいました。

「よくわからん。」と思う人は、ぜひ、今晩の”熱闘甲子園”を見てください。


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2007/08/01 (Wed) 14:13:28

”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”スペイン(バルセロナ)編

次の目的地は、スペインのバルセロナです。
有名な建築家アントニオ・ガウディーが建てた”サクラダファミリア”という教会を見に行くのが目的でした。

午前10時40分にフランスのアヴィニョンを出発し、途中からスペインの各駅停車の普通列車に乗り、地元の人に混じってバルセロナへ向かいました。
さすがに、普通列車に乗っている日本人は珍しいらしく、地元の学生にじろじろ見られながらやっと到着しました。
到着時間は午後7時30でなんとインフォメーションセンターがもう閉まっていました。
が~ん。
”地球の歩き方”に掲載されているホテルに電話しても全て満室で、どんどん暗くなるしその上スペインは治安が悪いと聞いているし、だんだんドキドキしてきました。

「もう、しょうがないから高いホテルにいってみよう。」
とパタリロがいってくれましたが、私は、
「いや、このホテルに直接交渉してみよう。」と通りに面した中級以下?に見えるホテルを指差し、ずかずかと階段を上りました。
ホテルの入り口は見たこともないダイヤルが付いていて、弾丸も突き抜けられないような分厚いドアでした。
あ~きっと治安が悪いからだろうな。
と納得しましたが、ちょっと怖かったです。
結局、このホテルは部屋が空いていました。
ラッキ~。
直感が当たりました。
しかも、wベットルーム、一泊一人29€(約3800円)でした。(祝)
但しトイレ、シャワー共同素泊まりです。

次の日からいよいよ、ガウディが建築したあらゆるものを見て回りました。
ガウディーを堪能して、ホテルに帰ろうと地下鉄のエレンベーターを進んでいた時、会いました。
ついに”スリ”に!!パタリロの腰についていたチョークバックを小銭入れだと思ったらしく、こそこそとそのひもを引っ張っていました。
パタリロは、日本ではそこに小銭を入れていますが、ヨーロッパに着いてからはそこには何も入れておらず、何も盗られることはありませんでした。

すぐに、パタリロがその”こそどろ”の肩をぐっとつかみ,怖い顔で
「What are you doing?」
"なんしとんじゃ、わりゃ~?"
(広島出身の彼,日本語であらわすならこういう感じだろう!)
と英語で言うと
「いや~ただタバコが欲しかっただけで・・・」
と身振り手振りで言い訳してきました。

まあ、こんなやり取りだけで済んでよかったです。
聞くところによるとスペインの首都マドリッドはもっと治安が悪く、ナイフで刺されることもあるらしいのです。

こんなハプニングもありましたが、スペインの有名な料理”パエリア”を食べたり、スペインバレンシア地方の本場のバレンシアオレンジジュースを飲んだり、思う存分ガウディーの建築したものを見学したりと今回も満喫しました。

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”サクラダファミリア教会”の前で。アントニオ・ガウディーのもっとも有名な作品。
まだ完成していない。
日本人の設計者も働いている。

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ガウディーの住んでいた自宅。「お菓子の家」みたいなおいしそうな色。

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モザイクでできた家。魔法使いが住んでいそう。

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グエル公園のモザイクのトカゲ。ガウディー作。

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本場スペインのパエリア。イカ墨入り。魚介類の出汁がきいていてうまかった。

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基本のパエリア。満喫中。


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