”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”ドイツ(ベルリン)編つづき
次に私たちが向かったのは、ベルリンの有名な自家焙煎珈琲店「アインシュタイン カフェ」です。
地図を見ながら、何度も同じ道をいったり来たりし、ガイドブックに書いてあるその「アインシュタイン」を探すのですが、全然たどり着けません。
そこで、わたしは、道行くドイツ人に道を尋ねることにしました。
実は、日本でも道に迷ったらすぐに道を尋ねることにしているので、「ココがドイツだろうが関係ね~っ!」という感じでした。
ドイツでは、もちろんドイツ語しか通じません。
でも、行きたい場所の字を見せて、指差すと、にっこりと親切に教えてくれました。
私たちが今いる場所の斜め前を指指して、「そこよ。」と。
やっぱり近くまで来てたんだ。
でも何度も通り過ぎたのはなぜ?建物がドイツらしくて、ここドイツになじんでいたからでしょうか?
http://www.cafeeinstein.com/cafehaeuser.php←店内の雰囲気。この写真では、イケメンのお兄さんが給仕をしていますが、わたし達の給仕をしてくれたのは由緒正しい感じのはげたおじさんでした。
店内はこの写真のように落ち着いた感じで、いかにも由緒正しい様子でした。
私たちは、明らかに浮いた存在です。
そんな緊張感からか、味については覚えていないという有様ですが、珈琲もケーキもまあおいしかったということにしておきます。
ドイツの大統領も、たまにここのカフェでランチを楽しむそうです。
その夜、私たちは、ドイツ料理を食べよう!と意気込んでいました。
私たちの探していた店のイメージは、”観光客が行く大きな老舗ではなく、日本の食堂のようなところ”でした。
どうしてもそのような食堂で、ドイツベルリン地方の名物料理「シュバインハクセ(豚肉の骨付きすね肉のロースト)」や「アイスバイン(塩漬けした豚肉の足をゆでたもの。)」等のドイツならではの特徴的料理を家庭の味風に食べたかったのです。(もちろん地ビールも!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Schweizerhaus04.jpg←ここをクリックすると「アイスバイン」がどんなものか見ることができます
そしてついに”Zum Topfgucker"という一軒の食堂を見つけました。
その店の前に出してあった看板に「シュバインハクセ(アルファベットで)」と書かれていたのです。
でも、そのお店はなんとなく入りづらそうな雰囲気で、店の前をうろうろしていました。
すると、白い前掛けをした2m近くあるでっかいおじさんが、けだるそうに
「くいたいのかい?」
らしきことをドイツ語で聞いてきました。(らしいだけで、本当のところなんといっているのか全く分かりませんが・・。)どうもこのおじさんは休憩していたらしいので、けだるそうだったようです。
そのけだるそうな様子にわたしたちはこの店の入る勇気が少し薄れ、とまどっていると、
「わたしのワイフは英語がしゃべれるからつれて来るよ。」
みたいなことをいって奥さんを呼んできてくれました。
本当は親切な人だったんですね。
その奥さんはにこやかに登場したので、少し安心しました。
そして、
「アイスバインやシュバインハクセが食べたいんですけど。」
というと
「シュバインハクセはあるわよ。」
とにこやかに笑いながら英語で答えてくれたので、無事にこの店で食べることに決定しました。
店内はろうそくの明かりだけのいい雰囲気で値段も手ごろで最高でした。
もちろんわたしたちは、「シュバインハクセ」を注文。
しかし、出てきたのはまるで原始人が食べるような骨が付いたドデカイ腕より太い肉の塊でした。
私たちは、一人ずつこれを注文したことに後悔しつつも完食。
もちろんビールとともに!しかし、味や雰囲気はとても好きだったので、次の日もここへ通いました。
実は、わたしたちが、「シュバインハクセ」と格闘している時、隣に座っていたカップルが「ハンバーグ」らしきものを食べていたのです。
本場のハンガーグ。
絶対食べたいと思った私たちはもう一度どこの店に来ることを決めました。
2回目の夜、さっそくおばさんに、
「ハンバーグおねがいします。」というと
「ハンバーグ???」といわれたので、
「ハンブーーーールグ」とドイツ語風に(私の思うドイツ語風)発音してみると
「ハンブルグはドイツの都市の名前よ。メニューにはないわ。」と怪訝そうにいわれました。
(え~昨日カップルがたべてたじゃん。)
どうしてもハンバーグが食べたい私たちは、こんなこともあろうかといつも携帯しているメモ帳に絵を書いて説明しました。

おばさんに「ハンバーグ」のことをドイツ語でなんというのか書いてもらった。
すると、おくから白い前掛けのあのでかいおじさん(シェフ)が現れて絵を見た後うなずきながら、
「これだろ?」と丸めた肉を持ってきてくれました。
ついに分かってもらえた時「イエース、イエース。」とパタリロと大感激しました。
そして、ついにハンバーグの発祥の地ドイツで「ハンバーグ」を食べることができました。
そのハンバーグはドイツ人サイズで日本のものの2倍はありましたが、味はコクがあっておいしくペロッといただきました。
もちろんドイツのビールとともに!
しかし、誰が「ハンバーグ」なんていう紛らわしい名前をつけたのでしょうか?
日本の常識は世界では全く通用しませんね。
おばさんは私達日本人が「ハンバーグ」と呼ぶその料理を
「肉のたまねぎと目玉焼きのせね。」と呼んでいました。


ブログランキングに参加してます。ボチッと押してください。
『深やき珈琲 そにろき』
http://www.sonirokicoffee.com←私たちの自家焙煎珈琲豆のお店です。ぜひ、遊びに来てください。
地図を見ながら、何度も同じ道をいったり来たりし、ガイドブックに書いてあるその「アインシュタイン」を探すのですが、全然たどり着けません。
そこで、わたしは、道行くドイツ人に道を尋ねることにしました。
実は、日本でも道に迷ったらすぐに道を尋ねることにしているので、「ココがドイツだろうが関係ね~っ!」という感じでした。
ドイツでは、もちろんドイツ語しか通じません。
でも、行きたい場所の字を見せて、指差すと、にっこりと親切に教えてくれました。
私たちが今いる場所の斜め前を指指して、「そこよ。」と。
やっぱり近くまで来てたんだ。
でも何度も通り過ぎたのはなぜ?建物がドイツらしくて、ここドイツになじんでいたからでしょうか?
http://www.cafeeinstein.com/cafehaeuser.php←店内の雰囲気。この写真では、イケメンのお兄さんが給仕をしていますが、わたし達の給仕をしてくれたのは由緒正しい感じのはげたおじさんでした。
店内はこの写真のように落ち着いた感じで、いかにも由緒正しい様子でした。
私たちは、明らかに浮いた存在です。
そんな緊張感からか、味については覚えていないという有様ですが、珈琲もケーキもまあおいしかったということにしておきます。
ドイツの大統領も、たまにここのカフェでランチを楽しむそうです。
その夜、私たちは、ドイツ料理を食べよう!と意気込んでいました。
私たちの探していた店のイメージは、”観光客が行く大きな老舗ではなく、日本の食堂のようなところ”でした。
どうしてもそのような食堂で、ドイツベルリン地方の名物料理「シュバインハクセ(豚肉の骨付きすね肉のロースト)」や「アイスバイン(塩漬けした豚肉の足をゆでたもの。)」等のドイツならではの特徴的料理を家庭の味風に食べたかったのです。(もちろん地ビールも!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Schweizerhaus04.jpg←ここをクリックすると「アイスバイン」がどんなものか見ることができます
そしてついに”Zum Topfgucker"という一軒の食堂を見つけました。
その店の前に出してあった看板に「シュバインハクセ(アルファベットで)」と書かれていたのです。
でも、そのお店はなんとなく入りづらそうな雰囲気で、店の前をうろうろしていました。
すると、白い前掛けをした2m近くあるでっかいおじさんが、けだるそうに
「くいたいのかい?」
らしきことをドイツ語で聞いてきました。(らしいだけで、本当のところなんといっているのか全く分かりませんが・・。)どうもこのおじさんは休憩していたらしいので、けだるそうだったようです。
そのけだるそうな様子にわたしたちはこの店の入る勇気が少し薄れ、とまどっていると、
「わたしのワイフは英語がしゃべれるからつれて来るよ。」
みたいなことをいって奥さんを呼んできてくれました。
本当は親切な人だったんですね。
その奥さんはにこやかに登場したので、少し安心しました。
そして、
「アイスバインやシュバインハクセが食べたいんですけど。」
というと
「シュバインハクセはあるわよ。」
とにこやかに笑いながら英語で答えてくれたので、無事にこの店で食べることに決定しました。
店内はろうそくの明かりだけのいい雰囲気で値段も手ごろで最高でした。
もちろんわたしたちは、「シュバインハクセ」を注文。
しかし、出てきたのはまるで原始人が食べるような骨が付いたドデカイ腕より太い肉の塊でした。
私たちは、一人ずつこれを注文したことに後悔しつつも完食。
もちろんビールとともに!しかし、味や雰囲気はとても好きだったので、次の日もここへ通いました。
実は、わたしたちが、「シュバインハクセ」と格闘している時、隣に座っていたカップルが「ハンバーグ」らしきものを食べていたのです。
本場のハンガーグ。
絶対食べたいと思った私たちはもう一度どこの店に来ることを決めました。
2回目の夜、さっそくおばさんに、
「ハンバーグおねがいします。」というと
「ハンバーグ???」といわれたので、
「ハンブーーーールグ」とドイツ語風に(私の思うドイツ語風)発音してみると
「ハンブルグはドイツの都市の名前よ。メニューにはないわ。」と怪訝そうにいわれました。
(え~昨日カップルがたべてたじゃん。)
どうしてもハンバーグが食べたい私たちは、こんなこともあろうかといつも携帯しているメモ帳に絵を書いて説明しました。

おばさんに「ハンバーグ」のことをドイツ語でなんというのか書いてもらった。
すると、おくから白い前掛けのあのでかいおじさん(シェフ)が現れて絵を見た後うなずきながら、
「これだろ?」と丸めた肉を持ってきてくれました。
ついに分かってもらえた時「イエース、イエース。」とパタリロと大感激しました。
そして、ついにハンバーグの発祥の地ドイツで「ハンバーグ」を食べることができました。
そのハンバーグはドイツ人サイズで日本のものの2倍はありましたが、味はコクがあっておいしくペロッといただきました。
もちろんドイツのビールとともに!
しかし、誰が「ハンバーグ」なんていう紛らわしい名前をつけたのでしょうか?
日本の常識は世界では全く通用しませんね。
おばさんは私達日本人が「ハンバーグ」と呼ぶその料理を
「肉のたまねぎと目玉焼きのせね。」と呼んでいました。



ブログランキングに参加してます。ボチッと押してください。

『深やき珈琲 そにろき』
http://www.sonirokicoffee.com←私たちの自家焙煎珈琲豆のお店です。ぜひ、遊びに来てください。