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2008/09/21 (Sun) 22:32:13

最近のお店の様子。

やっと、やっと少し涼しくなり、過ごしやすくなりました。
夏の間、エコロジーなお店を目指し、ノークーラーでしたが、店内は間違いなく暑かったです。

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最近のお店の様子です。
いまは、山ぶどうのつたで覆われています。
山ぶどうの実も、だんだん色づいてきました。

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お店の周りのコスモスが少しずつ咲き出しました。
見ごろは、10月の初め頃になりそうです。


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店の側の竹やぶに、「コゲラ」という鳥が遊びに来るようになりました。
コゲラはキツツキの一種で、竹をコンコンつついて音を鳴らしています。
朝早く、夕方、一生懸命つついています。
面白いので映像と音を撮影しました。



コゲラについてよく分からないという方は、こちらをどうぞ→Wikipedia コゲラ

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お店のかんばん犬「ちこちゃん」は、こんなに大きくなりました。
どんどん変わる毛並みや、顔の変化に、祖先は何犬と何犬だったんだろうと考えています。
横顔は、ロック歌手「ロット・スチュアート」に似ています。

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わたしたちの推測では、柴犬・ゴールデンリトリーバー・シェパードということになりました。
シェパードは、通りすがりのおばさんや、義母父そしてわたしもいっている説です。
ただし、あくまでもわたし達の勝手な説ですので、シェパードの飼い主さんは気を悪くされないでください。

苦笑い肉球



『深やき珈琲 そにろき』
http://www.sonirokicoffee.com
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2008/09/14 (Sun) 12:08:09

ワーキングホリデーの日々 IN NZ~マイクおじさんその1~

~マイクおじさんとの生活 その1~

ベシーとの生活に終止符を打ち、わたしたちはマイクと生活することになりました。

マイクは、アーノルド(レストランのオーナー)の奥さんのお父さんです。
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要するに、アーノルド(オーナー)の義父です。
厨房で料理を作っていました。
顔は、おこぜ(魚)に似ていて、見かけは正直言って怖いですが、わたしたちに、こそっとステーキを焼いてくれたり(朝の9時に!)、サンドイッチを作ってくれたりと、とても優しいおじさんでした。

おじさんは、バツイチで、一人暮らしだったので、家で、わたしたちを自由に過ごさせてくれました。
夕食に、マオリ族の伝統料理「タイの刺身のココナッツミルク和え」を作ってくれたり、ドーナツを揚げてくれたり、とても親切でした。

ある日、マイク 「休日に釣りに行くか?」と聞いてきたので 「行く。行く。」と言うと 「さおりは女の子だろ。船にトイレはないぞ。いいのか?」と言われました。
しかし、半ば釣りきちがいのわたしは、
「いや、トイレは我慢するから絶対行く。」と言って釣りに連れて行ってもらうことにしました。

朝5時に家を出発し、5.6人の釣り仲間と待ち合わせをして、クルーザーに乗っていくことになっていました。
貸しクルーザーで、みんなで代金を割り勘するようです。

船が出発して沖へ出ると、信じられないくらい大きな波を越えて外洋に向かいました。
どのくらい信じられないかと言うと、まるで3階建てのビルを乗り越えていくような感じでした。
しかも、乗り越えた後は傾斜が30度くらいの坂道を一気に下るような波でした。
それをたて続けに5個以上越えました。(遊園地のジェットコースターなんかメじゃありません)

NZの屈強なおじ様たちがどんどん気分が悪くなり、ゲーゲーいいながらダウンしていく中、わたしのテンションはどんどん上がっていきました。
自然と笑い声さえこみ上げて、気づいてみると、一人で「わはははは・・・。」と笑っていました。
おじさんたちには、変な目で見られてしまいました。
死さえ感じるような激しい波をいくつも越え、やっと穏やかな場所へ到着しました。

釣りの結果はと言うと、わたしたちは、次々と馬鹿でかい鯛やブリ(重すぎてリールが巻けないのは初めて。松方弘樹の気持ちが分かりました)のような大物を釣り上げ、なんともラッキーな一日でした。
釣りで、腱鞘炎になるんじゃないかと思ったのは、生まれて初めてです。
しかし、マイクおじさんは、ちっとも釣れず、なんともいまいちだったようでした。

たくさん釣れて大喜びのわたしたちは、「新鮮な魚は刺身にする」という思い込みがあったので家に帰って、鯛の刺身や鯛めし、鯛のあら炊きなどを作りました。(この馬鹿でかい鯛はとても骨が硬く、のこぎりで骨を切ったくらいでした。)
さすがのマイクも、鯛の料理を作る臭いがくさかったらしく、「これから一週間は鯛の料理はやめてくれ。家が魚くさくてかなわん。」と言っていました。
釣った魚の数や大きさについて話をしていると、マイクは「さおりは、すごかった。でも、パタリロはそんなに大きい鯛は釣ってないよ。」とちょっと意地悪を言ってパタリロと言い争っていました。

マイクは、いつも釣りに行っている自分が、まるで素人のような私とパタリロに負けてしまったことが、なんだか納得できなかったんだろうと思います・・。
まるで、子供のけんかでした。


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こんなにでかい鯛は、初めて釣った~。

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NZのKAUAIという魚。味は、さばとぶりの間???

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マイクおじさん。なかなか釣れず、不機嫌。??

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帰りの船に遊びに来たイルカ。
わたしは、おしっこを一日中我慢していたため、正直言うとイルカどころじゃなかった・・・



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2008/09/07 (Sun) 16:04:03

ワーキングホリデーの日々IN NZ~ベシーとの日々~

~ベシーとの日々~

レストランのオーナーアーノルドの両親と一緒に住むことになった私たち。
どんな生活の仕方だったのかというと、キッチンとトイレ、シャワー室、リビングが共有で、食事は自分達で作り、自分達の部屋で食べるというスタイルでした。(余談ですが、ご両親は、夜の11時でもおなかがすいた時には、厚さ3cmくらいはあるステーキをがっつり食べていました。もう60才近いおじさんとおばさんなのに・・・・。さすが、肉食民族です。日本人では60歳の胃袋どころか、私たち20代の胃袋でもついていけそうにありません。)

一緒に生活し始めて1週間ほど経ったある日、突然ベシーが
ベシー「このフライパンにナイフで傷をつけたのはあなたたち?」と聞いてきたので
ぱたりろ「分からないけど、違うと思うよ。」と答えるととても不機嫌そうな顔でどこかに行ってしまいました。
けっこう使い込まれていて、新品のフライパンじゃなかったのにそんなことわかる?わたしたちは「???」となりました。

またある日、私たちの部屋が開け放され、部屋に入られた形跡があったので、ベシーに
「部屋に入った?」と聞くと「ええ。くさかったから空気の入れ替えをしたの。悪かった?」
おいおい、勝手に部屋に入られていい気持ちはしません。
アジアの香りでもしたんかい?

また、料理をしていた私たちに「何の料理をしているの?」と質問してきたので、「野菜のトマト煮よ。」というと「日本人は野菜料理が上手よね。」と言いたかったらしいのですが、野菜をオランダ語なまりで「フェスタブル」と発音したので私たちが分からず「フェスティバル(お祭り)?」というと「フェスタブルよ」(キレ気味に)と言われました。
まだ何のことだか分からなかったのですが、パタリロが「あ~、分かった!ベジタブルね。」と普通に受け答えをしたら「ベジタブルが分からなくて悪かったわね。」とキレられてびっくりしました。

レストランで給仕の仕事をしていると、隣にべったり付き添って
ベシー「それ持っていって。あ~そうじゃない。」
皿洗いの機械を動かしていると、
ベシー「ちょっと貸しなさい。こうやるのよ」とわたしから機械を奪い取り仕事を取ってしまいます。

実は前々から他のスタッフに、「また、ばあさんが来たよ。いつも邪魔ばかりして役に立ちやしない。」「特に、日本人の働き手が来ると、いつもぴたっと離れないんだよ。」と言われていました。

始めは「そんなことはないよ~」と思っていたのですが、だんだん言われるだけのことはあるような気がしてきました。
ベシーのことを弁護するなら、きっとオランダからやってきてホームシックなのかな?でも、約30年前にNZに来たらしいけど・・・。

こんなこともありました。
このレストランが町まで約10Kmあるところにぽつんとあり、町までのバスも、一日一往復しかなかったこと、さらに車でNZを移動しようと思っていたので、私たちは車を購入しようと探していました。
すると、
ベシー「私の娘婿が車を売ってくれるわよ。見に行くなら連れて行ってあげましょう。」
と言ってくれたので、お~センキュー。
やさしいね~。と感激しました。

その日の朝、ベシーが颯爽とジャガーに乗って現れました。(余談ですが、ジャガーは高級車で、さすがレストランを経営しているだけのことはある。と感心しました。生まれて初めて乗った高級車ジャガーは、革張りのシートで、NZの未舗装道路も揺れを感じないほど乗り心地はよかったです。)

娘夫婦の家に到着し、車を見せてもらうことになりました。
車はフォードのオートマ車でした。
外装ははげきっていましたが、安い車を探していたので外見はしょうがありません。
次は、いよいよ試乗です。

娘婿「さあ、僕が運転するから乗ってみて。」
娘婿「これは、操作するのにコツがいるんだよ。」
わたし&ぱた「???」
娘婿「いいかい。止まる時にはシフトレバーを動かすんだ。こうだよ。」

そういいながら、シフトレバーを探っています。
確かオートマチック車のはずなのに・・・。
なんとシフトレバーが壊れ、ぼろぼろで、配車寸前の車だったのです。
すぐさま、断りました。
この車じゃ到底NZを移動できないでしょう。
それどころか、町へ買い物にもいけるかどうか・・・。

こんな車をわざわざ紹介するベシーと娘婿・・・。
車大国日本から来た私たちを、完全になめています。

こういった日々が続き苦悩していた私たち。
そんなある日、仲良くなった厨房のおじさんマイクが、「うちに引っ越してこいよ。オレは一人暮らしだからかまわないよ。」といってくれました。
しかも、「以前働いていた、けんじも、えみも、てるも、うちに住んでいたよ。」と言いました。
私たちは思わず「早く言ってよ。」とマイクに言っていました。

以前働いていた日本人達も、始めはベシーの家に住んでいたらしいのですが、みんな嫌になってマイクの家に転がり込んだそうです。

それから、マイクおじさんとの生活が始まりました。

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マイクおじさん。実は、オーナーの義父。NZの先住民マオリ族の血が入っている。

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結局私達は、HONDAのディーラーで中古車を買った。
1986年式のインテグラ5速マニュアル34万キロ!(すげ~)。
1800ドル(約12万)。
日本で買うより高い?大阪で使われていたらしいシールが張られていた。
大阪からよくNZまで来たよね。


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近くの町オトロハンガ。車がないときは、10キロの道を歩いて買出しに行った。100キロ近いスピードの車がすぐそばを走り抜けていくので、死ぬかと思った。(NZの国道は法定速度100キロ)



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