”ヨーロッパの珈琲を勉強する旅 プラス ハネムーン”ドイツ(フュッセン)編その2

~ブフ

それからブフ


ブフ


そんな愉快なおじさんは、日本のアニメ“ハクション大魔王”そっくりで、わたしたちは、大魔王にあった“かんちゃん”のような気分でした。
そして、チェックアウトの朝、駅まで歩いていくつもりだった私たちは、余裕を持って列車の出発1時間前にチェックアウトをしようとフロントへ行きました。
すると、おじさんは、「まだ、列車の出発まで1時間もあるじゃん。ブフ

私は、心の中で「そりゃあそうだ。この大きなバックパックを背負って歩いて駅に行くためには1時間前には出発しないとね。」と思いました。
「いやあまてよ。今から駅に行くと、10分後の列車に乗れるよ。ブフ。VISAカードの手数料もかかったことだし、僕の車で送ってやるよ。ブフ

と、大きな体に似合わずものすごく機敏に動き、車を準備してくれました。(ちなみに車も体に似合わず、小型のトヨタカローラ!乗れるのか?おじさん!)
もちろん、わたしたちは、「歩いて駅に行くために、1時間も前にチェックアウトするの。自分達で歩いていけるよ。」と言って断ったのですが、とにかく聞いちゃいない感じで、2つのバックパックをひょいっとトランクに投げ入れてくれ、すぐさま出発しました。
チェックアウトをするときにわたしは、フロントでこのホテルの絵葉書を見つけ、「これとてもきれいね。もらってもいい?」とおじさんに聞きました。「もちろんだよ。ブフ

とにかく、おじさんは、めちゃくちゃとばして駅まで運転してくれ、歩いて30分の道のりを2・3分で到着することができました。
別れ際に、外国流のお別れの挨拶(抱擁)をすることになった私は、おじさんのみょうに柔らかいほっぺたが、私のほっぺたにくっつくことにひどく抵抗を感じましたが、ここまで送ってくれたことを考え、失礼のないようにペッタリとほっぺをくっつけ挨拶を交わしました。(パタリロは、「柔らかすぎて、おなかに顔が埋まっちまったよー」と笑っていました。)
「もし、またノイシュバンシュタイン城を観光することがあったら、おじさんのホテルに泊まるね。たぶん・・・」
とわたしがいうと、「I hope so.(ぼくも、希望するよ。)ブフ

快速列車に乗るつもりだったわたしたちは、おじさんのおかげで、各駅停車の鈍行列車に乗ることになり、結局快速列車より30分も後に目的地に着くことになってしまいました。
途中の駅で、私たちが乗るつもりだった快速列車が私たちの乗っている普通列車を追い越していくのを見て、「何だか悲しい・・・」と思ってしまいました。
でも、おじさんはとっても親切な人でした。間違いありません。
みなさんも、ノイシュバンシュタイン城に行くことがあったら、宿泊費も手ごろでなとってもきれいな、偉大な画家「東山魁夷」も宿泊した(二人で12000円豪華朝食付き)「Hotel Christine」に宿泊してみてください。
ハクション大魔王に似たブフ

最後に、わたしは、約束どおり、日本に帰国してから絵葉書をおじさんに送りましたが、返事はきませんでした・・・。
でも、おじさんのことだから、宿泊する日本人に、「ヤマモ~ト~から来た絵葉書」といいながら東山魁夷さんの絵と一緒に、みせているのかもしれないな?と思っています。

”ノイシュバンシュタイン城”。
このショットを撮影するために、側の山に登った。
おかげで、とてもきれいに撮影できた!

近くから見た”ノイシュバンシュタイン城”。

ブフ


”ホーエンシュバンガウ城”。
ノイシュバンシュタイン城を建てたルートビッヒのお父さんが建てた城。
ここで写真を撮っていたら、外国人の学生に「す~し~。」と言われ、ものすごくむかついたわたし。
大人になれない・・・。
『深やき珈琲 そにろき』
http://www.sonirokicoffee.com←私たちの自家焙煎珈琲豆のお店です。ぜひ、遊びに来てください。



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